
BIPROGY(ビプロジー、旧日本ユニシス)は5日、2026年3月期の連結業績(国際会計基準)で、売上高にあたる売上収益が前期比6%増の4270億円になる見通しだと発表した。従来予想から70億円上方修正した。ネットワーク機器やサーバー販売の大型案件受注が追い風となる。営業利益と純利益の見通しは据え置いた。年間配当は前期から10円増配となる120円を見込む。
同日発表した2025年4〜9月の純利益は前年同期比30%増の153億円だった。売上収益は10%増の2051億円、営業利益は19%増の213億円となった。官公庁や製造業向けのハードウエア受注などが寄与した。齊藤昇社長は「手応えを感じている。拡大に固執するのではなく、顧客の要望に応え堅実にやっていきたい」と話した。
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