佐賀共栄銀行の二宮洋二頭取(5日、佐賀市)

佐賀共栄銀行が5日発表した2025年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比23%増の6億8500万円だった。貸出金利息や有価証券利息配当金が増加した。本業のもうけを示す単体のコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は預金利息の増加が響き11%減の6億8300万円だった。

26年3月期通期の税引き利益見通しは前期比38%減の5億6900万円とする従来予想を据え置いた。二宮洋二頭取は同日の記者会見で「今後政策金利が上昇した場合や米国の通商政策などによる影響も考慮した」と述べた。

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