
食品卸などのヤマエグループホールディングス(GHD)が5日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、営業利益が前年同期比18%増の70億円と同期間として過去最高を更新した。食品値上げにより売上高が伸びた。純利益は持ち分法適用会社の利益を計上した前年の反動で21%減の33億円だった。
売上高は6%増の5087億円となり、5期連続で過去最高となった。23年12月に買収した菓子卸のコンフェックスホールディングス(東京・渋谷)など食品事業が好調だった。
業態別の売上高はコンビニ・小型スーパー向けが11%増、ドラッグストア向けが10%増だった。各業態で出店が進み店舗数が増えた。
26年3月期通期は売上高が前期比5%増の1兆600億円、純利益が17%増の100億円とする従来予想を据え置いた。大森礼仁社長は同日の決算記者会見で下期に向け「水道光熱費などが負荷になっている。業務効率化を進め販管費を抑制し、利益の拡大をはかる」と話した。
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