
オークマは6日、2026年3月期の連結純利益が前期比4%増の100億円になる見通しだと発表した。従来予想から50億円下方修正した。米関税政策による先行き不透明感を背景に、米国や日本国内で中小顧客の設備投資が停滞していることが響く。
売上高は6%増の2200億円と従来予想を100億円下回る。営業利益は80億円下方修正し、前期比4%減の140億円の見通し。50%増の220億円としていた従来予想から一転、営業減益となる。コスト削減や価格転嫁を進めるも補い切れなかった。
同日発表した25年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比10%増の1052億円、純利益が27%増の45億円だった。米国を中心に防衛や航空宇宙、データセンター向けなどの大型案件が好調に推移している。
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