エディオンなんば本店(大阪市)

エディオンが6日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比7%減の93億円だった。基本給を底上げするベースアップを実施したことなどで人件費が約8億円増え利益を押し下げた。パソコンや任天堂のゲーム機「スイッチ2」の販売は好調で売上高は1%増の3856億円だったが、費用増を吸収しきれなかった。

POS(販売時点情報管理)をもとにしたパソコンの売り上げは46%増えた。米マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ10」のサポート終了を10月に控え、買い替えが進み、9月は前年同月に比べ2.3倍に伸びた。

冷蔵庫や洗濯機といった白物家電に比べ、利幅が薄いパソコンやゲーム機が売上構成に占める割合が高まったことで、売上総利益率はわずかに下がった。

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