ディー・エヌ・エー（DeNA）が10日発表した2025年4〜9月期の連結決算（国際会計基準）は、純利益が前年同期比7.7倍の230億円だった。24年10月にリリースした「ポケットモンスター」を題材にしたスマートフォンゲーム「ポケポケ」が貢献した。事前の市場予想平均（QUICKコンセンサス、196億円）を上回った。
売上高にあたる売上収益は18%増の831億円、営業利益は4.5倍の249億円だった。ゲーム事業の売上収益は49%増の335億円、セグメント利益は7.2倍の170億円だった。
スポーツ事業の売上収益は14%増の245億円、セグメント利益は20%増の89億円だった。ライブストリーミング事業の売上収益は2%減の202億円、セグメント損益は22億円の黒字（前年同期は7.9億円の赤字）だった。
26年3月期通期の業績見通しは従来予想を据え置いた。売上収益は前期比11%減の1460億円〜6%減の1540億円、営業利益は31%減の200億円〜14%減の250億円を見込む。下期に「ポケポケ」ヒットの反動が出る。
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