4〜9月期の業績について説明する宮崎太陽銀行の黒木頭取(10日、宮崎市)

宮崎太陽銀行が10日発表した2025年4〜9月期の連結決算は純利益が前年同期比31%減の5億9700万円だった。貸出金利息の増加で資金利益は増加したものの、預金利息の増加による経費負担に加え、与信関連費用が増加した。26年3月期通期は純利益を前期比5%増の14億円とする当初予想を据え置いた。

売上高にあたる4〜9月期の経常収益は前年同期比14%増の83億円だった。同行の黒木浩頭取は減益の要因を「金利の上昇で預金利息が増えた。資材高騰や人件費増加、円安などの影響を受けている企業について厳密な査定を行った結果、与信費用が増加した」と説明している。

本業のもうけを示す銀行単体のコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は微減の9億2700万円だった。

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