
建設機械レンタルのニシオホールディングスは10日、2026年9月期の連結純利益が前期比1%増の122億円になりそうだと発表した。都市部の再開発工事は端境期にあるものの、物流倉庫や工場の新設工事が増え、建機などの貸し出しが伸びる。年間配当は1円増やし132円を予定する。
売上高は2%増の2200億円、営業利益は2%増の200億円を見込む。大阪・関西万博の解体工事に使う建機のレンタルを多く請け負っているほか、音楽イベントや展示会の開催も追い風になる。
同日発表した25年9月期の連結決算は、純利益が4%増の121億円、売上高が8%増の2149億円だった。道路舗装工事の需要を取り込んだほか、建機を遠隔で動かす自動施工の受注も増えた。
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