
トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が10日発表した2025年4〜9月期の売上高は、前年同期比10%増の7186億円だった。同期間としては2期ぶりの増収。米関税政策の影響を受けたが、高級車ブランド「レクサス」の多目的スポーツ車(SUV)「RX」を中心に北米需要が好調だった。前年同期に台風で工場を稼働停止した影響からの反動増も寄与した。
車両の生産台数は8%増の19万7101台だった。北米向けが13%を占め、前年同期より4ポイント以上伸びた。アジア向けは55%を占めた。
苅田工場(同県苅田町)で生産しているエンジンは5%増の21万4487基、小倉工場(北九州市)で生産するハイブリッド部品は8%減の29万4769基だった。
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