利用者はオンライン上での手続き完了後に受け取ったパスワードでキーボックスを解錠し、車の鍵を受け取る

信州大学発スタートアップのトリル(長野市)は10日、法人車両をカーシェアリングに利用する実証実験を始めた。長野県内の企業37社と原村が合わせて100台の乗用車を同社のプラットフォーム「アワカ」に登録し、車を使わない間、一般の利用者に貸し出す。国土交通省の地域交通DX推進プロジェクトに採択された事業で、期間は2026年3月末まで。

実験に参加した企業は車両の維持費として料金を一部受け取ることができる。利用者は対話アプリ「LINE」で「アワカ」の公式アカウントから予約や支払いの手続きをし、車両の後方下部にあるキーボックスから鍵を受け取る仕組みだ。

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