青森リンゴ

2024年産の青森県産リンゴの総販売額(24年8月〜25年8月出荷分)は1361億9400万円となり、統計が残る1973年以降で最高となった。県が発表した。出荷量は33万8000トンと過去10年間で最も少なかった。出荷量が減少傾向のなか、価格上昇により販売額を押し上げた格好だ。

販売額は20年産が約1008億円だったが、その後は増え続け、直近は3年連続で過去最高を更新した。24年産の県外販売額は前年比11%増の約1250億円、県内販売額は同21%増の約67億円。ジュースなど加工用リンゴの販売額は同15%増の約45億円だった。

県は9月に策定した「青森りんご総合戦略」で、リンゴの販売額を40年に1800億円以上確保する目標を掲げている。

【関連記事】

  • ・青森県、台湾の食品見本市に出展 リンゴ・ニンニク加工品など
  • ・青森県が「りんご戦略」 年産40万トン、販売1800億円を40年目標

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。