芝浦機械が11日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比80%減の17億円だった。主力の押出成形機部門で、リチウムイオン電池向けセパレーターフィルム製造装置の販売が中国向けで落ち込んだ。工場売却で前年同期に計上した約40億円の特別利益がなくなったことも響いた。

売上高は22%減の676億円にとどまった。押出成形機部門の売上高が半減。北米や東南アジアで自動車、容器向けが増えた射出成形機の増収分で補えなかった。営業利益は76%減の20億円だった。

26年3月通期見通しは、従来予想を据え置いた。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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