
マーケティング支援のBraze(ブレイズ、東京・港)は12日、人工知能(AI)による販促支援サービスを始めたと発表した。小売りや外食などの業界向けに、消費者の購買履歴などをAIが分析し、配布するクーポンの内容やタイミングを調整する。マーケティング担当者の負担を減らし、販促効果を高める。
新サービスの名称は「BrazeAI」。ブレイズの担当者が導入企業ごとにAIを開発する。利用料金は非公開。12日の記者会見に登壇した水谷篤尚社長は新サービスについて「国内における導入企業数や売り上げに関する目標を、年内をめどに設定する」と話した。
2026年3月に自社サービスのためのサーバーを置くデータセンターを国内に開設することも発表した。国内でデータ処理を完結させ、サービス導入企業の情報が流出しない仕組みを構築する。金融機関など機密情報を扱う企業にもサービスを訴求する。
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