
茨城空港(茨城県小美玉市)と韓国・ソウルの仁川国際空港を結ぶ定期便が12日、就航した。韓国格安航空会社(LCC)のエアロKがソウルから約100キロメートルに位置する清州空港との定期便に加えて、ソウル便も就航させた。茨城県の大井川和彦知事はソウルへの第一便で渡航して、韓国で観光客を誘致するトップセールスを展開する。
茨城―ソウル便は月・水・金の週3日往復する。5月に定期便になった茨城―清州便は火・木・土の週3日運航しており、茨城と韓国は週6往復でつながる。韓国からの観光客や、茨城や関東近県などから韓国への旅客の増加が期待される。

大井川知事は14日までの日程で韓国でトップセールスを展開する。13日にはソウルでメディアや旅行会社など約30社の関係者を対象に茨城の観光の魅力などをPRする説明会を開く。大井川知事は「これまで、まずゴルフをアピールしたが、サーフィンや食など茨城で楽しめることは多い。韓国の若い人にも来てほしい」と意気込みを語った。清州市がある忠清北道の知事らも訪問し、意見交換する。
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