
ワタミは12日、2026年3月期の連結純利益が前期比14%増の40億円になる見通しだと発表した。通期予想は未公表だった。「鳥メロ」や「ミライザカ」などの居酒屋業態が好調に推移する。売上高は3%増の910億円、営業利益は1%増の46億円を見込む。
居酒屋業態に加え、「焼肉の和民」など焼き肉業態がけん引する。居酒屋業態ではメニューミックスを行うことで、手ごろな価格帯を維持し客を取り込む。
宅食事業は在宅需要が減少し減収減益を見込む。同日の決算会見で渡辺美樹会長兼社長は「宅食の食数を28万食まで伸ばしていくために広告宣伝費を投入していく」と話した。

2025年4〜9月期の連結決算は純利益が前期比18%増の17億円だった。売上高は3%増の447億円、営業利益は4%減の21億円だった。
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