鶏卵生産のホクリヨウは12日、2026年3月期の税引き利益が前期比10%増の24億円になる見通しだと発表した。従来予想は6%減の20億円だった。猛暑による鶏卵価格の上昇などをふまえた。年間配当は85円(前期は70円)と、従来計画より15円引き上げる。
売上高は14%増の222億円、営業利益は78%増の34億円を見込む。7月以降の猛暑で全国的に鶏の産卵率などが落ち込み、供給減から鶏卵相場は想定を上回って推移している。原価の6割を占める飼料価格も低下が続き、収益を押し上げる。
同日発表した25年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比76%増の17億円だった。売上高は30%増の115億円だった。営業利益はおよそ7倍の25億円となった。
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