日本政策投資銀行は18日、商社の大谷商会(新潟市)に投資したと発表した。投資額は非公表。同社は産業機械の設計・製作・据え付けや切り花の輸出入などを手掛けている。調達した資金を産業機械事業や花卉(かき)関連事業での設備投資のほか、両事業で得たノウハウを生かした事業展開などに充てる。
大谷商会は資本増強へ優先株を発行し、政投銀が引き受けた。大谷商会は工場の生産ラインに使うベルトコンベヤーなど産業機械を設計・製作・据え付けから電気制御、監視・管理ソフトの開発、メンテナンスまで一貫して手掛けている。新潟県内を中心に、食品や化学工場などから請け負っている。
花卉事業では輸出入以外に、多品種・小ロットでの流通ノウハウを生かしたシステム開発なども手掛けている。
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