
鳥取県はズワイガニの2025〜26年シーズンの漁で県内3港に初水揚げとなった7日から13日までの1週間の概況をまとめた。網代漁港(岩美町)、鳥取港(鳥取市)、境漁港(境港市)3港合計の水揚げ数量は24〜25年シーズンの同期間に比べて17%増の137トン、水揚げ金額は同19%減の4億2900万円だった。
今季もカニの資源量の回復が確認され前年シーズンと同様に漁獲枠が高水準に設定されたのを受け、供給が増え金額が下落したとみられる。
鳥取で「松葉がに」と呼ばれる雄の水揚げ数量は同71%増の69トン、水揚げ金額は2億7600万円と18%減った。雄より小さい「親がに」と呼ばれる雌は水揚げ数量が11%減の68トン、金額は19%減の1億5200万円。
松葉がにの中で県認定の最高級ブランド「五輝星(いつきぼし)」は期間中に21匹揚がった。水揚げ金額は260万円。1匹あたりの値幅は4万5000円〜100万円。
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