
明治ホールディングス(HD)の食品子会社の明治は18日、乳児用ミルク「ほほえみ」ブランドの一部商品を改良し、ビフィズス菌を配合した商品を25日に発売すると発表した。乳児は、病原菌や毒素を腸から排出し、腸を守る成分を母乳から受け取っている。明治は、乳児の腸管細胞がこの腸を守る成分の産出を高める効果の高いビフィズス菌を乳児用ミルクに配合した。
「ほほえみ 780グラム」を希望小売価格3601円、「ほほえみ2缶パック」を7201円で発売する。固形の「ほほえみ らくらくキューブ」は108グラムを518円、540グラムを2582円、810グラムを3694円、1620グラムを6396円で発売する。ほほえみブランドのうち、粉と固形の売り上げで前年比1割増を目指す。
出生数は減っているが、共働き世帯は増えている。明治によると、乳児のミルク飲用者数は年々増えているという。同社が実施した「子どもの健康に対する悩み」についての消費者調査では「必要な栄養を十分に与えられているかどうか」で悩む人が最も多かったという。これを受け、ビフィズス菌を乳児用ミルクに配合した。
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