全米販の「全国共通おこめ券」(見本)=全米販提供

 政府が21日にも閣議決定する経済対策の概要が固まりました。来年1~3月に実施予定の電気・ガス代の補助額について、使用量の多い1月分を平均的な家庭で3000円超とします。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「政府の経済対策」を解説します。

Q 電気・ガス代の補助はどれくらいかな。

A 来年1月分の電気・ガス代について、平均的な家庭で3000円を超える補助が出る予定です。当初は2000円超とする方針でしたが、積み増しました。

Q 2月と3月はどうなるの?

A 当初は1~3月で計約6000円としていましたが、2月分に関しても増やす可能性があります。

Q 食料品の値上がりにはどう対応するの?

A 食料品の値段が高くなっていることを考えて、別枠として予算を確保します。「おこめ券」など特定の支援に限るのではなく、電子クーポンなどを含め広く活用できるように調整しています。

Q 自民党はどう考えているの?

A 自民党の非公開会合では「必要な予算の確保を」と経済対策の規模拡大を求める声が相次ぎました。一方で閣僚経験者の一人は「インフレ(物価上昇)で、コロナ(新型コロナウイルスの感染拡大)のような災いが起きているわけでもないのに、あれもこれもよこせと言っている」と批判しました。

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