鹿島と青森県が開発したAI橋梁点検支援システム「BMStar_AI」による定期点検のイメージ

鹿島は、青森県と共同で人工知能(AI)が橋梁点検を支援するウェブシステム「BMStar_AI(ビーエムスター エーアイ)」を開発したと発表した。同県が管理する橋梁の定期点検で運用している。損傷箇所の画像をAIが識別し、橋梁の損傷範囲・程度の検出・区分評価や健全度診断を支援する。

新システムでは、点検技術者が現地でスマートフォンやタブレット端末から損傷箇所を撮影すると即座に診断結果を表示する。カメラなどで撮影した画像を一括で読み込んで診断することも可能だ。コンクリート橋の場合は、ひびわれや剥離・鉄筋露出、漏水・遊離石灰などの損傷を検出・評価する。鋼橋の場合は、画像から直接健全度を診断する。

同社と青森県は、橋梁の維持管理業務を支援するシステム「BMStar」を共同開発し2006年から運用している。点検データを管理し、劣化予測や維持管理の予算シミュレーションなどを行うシステムだ。今回の新システムは、BMStarで長年蓄積した熟練技術者の点検データをAIの教師データとしているため、点検技術者の技量によるばらつきの少ない正確な診断が可能という。

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