
ヤマハ発動機は19日、電動二輪「JOG E」を12月22日に東京・大阪の地域限定で販売すると発表した。同社の二輪車として初めて動力用電源にホンダの交換式電池を採用した。利用にはENEOSホールディングスと二輪大手4社が共同出資で設立したGachaco(ガチャコ、東京・港)が提供する電池シェアリングサービスの契約が必要になる。
車両はホンダによるOEM(相手先ブランドによる生産)供給で原付き1種(定格出力0.6キロワット以下)に分類される。電池を含まない希望小売価格は15万9500円。1回の充電で最大53キロメートル走れるという。
ガチャコが提供する電池交換拠点は現時点で設置地域が東京都(42カ所)、埼玉県(2カ所)、大阪府(7カ所)と限られているため地域を絞っての販売となった。2026年後半には地域を限定せず、電池と充電器とのセット販売を予定する。
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