セブン―イレブン・ジャパンが10月に発売した水素焙煎(ばいせん)のホットコーヒー

日本フランチャイズチェーン協会(東京・港)が20日発表したコンビニエンスストアの10月の既存店売上高は、前年同月比1.1%増の9832億円だった。8カ月連続で前年実績を上回った。気温が下がり始め、コーヒーなどホット飲料の売れ行きが好調だった。おでんや肉まんといった「レジ横」商品や即席カップ麺の販売も伸びた。

既存店の来店客数は2.2%減の13億3504万人で、4カ月連続のマイナスだった。前年よりも雨天の日が多く客足が伸び悩んだ。既存店の平均客単価は3.3%増の736.5円と10カ月連続でプラスだった。人気の飲食店とコラボしたおにぎりやカップ麺など、付加価値の高い商品の販売が増えて客単価を押し上げた。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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