東京都三鷹市は20日、物価高騰などに直面する市内病院への緊急支援を実施すると発表した。各病院の病床数に合わせて上限1000万円を、また二次救急、三次救急の医療機関に対してそれぞれ1000万円を上乗せして交付する。12月の市議会に提出する補正予算案に9360万円の事業費を計上する。

市内病院全体への支援は6病院が対象で、入院病床が1床当たり290円を365日分交付。二次救急を担う3病院には1000万円を上乗せし、三次救急を担う杏林大学医学部付属病院にはさらに1000万円を上乗せする。市は2026年1月に申請を受け付け、2月に交付を決定する。

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