福岡証券取引所は20日、映画事業を手掛ける武蔵野興業が27日に本則市場に上場すると発表した。同社はすでに東証スタンダード市場に上場している。福証への新規上場の承認は今年13社目となる。

武蔵野興業は1920年に設立。映画館の運営や不動産事業を手掛ける。25年3月期の連結売上高は前期比6%増の13億円、純利益は6400万円だった。同社は上場の狙いについて「個人投資家との接点を増やし対話の機会を拡充するとともに株式の流動性を向上させたい」と話しているという。上場にあたって新たに株式は発行しない。

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