カインズは21日、住宅設備販売を手掛ける交換できるくんと資本業務提携すると発表した。交換できるくんへ2億3970万円の出資をする。リフォーム需要が高まるなか、住宅設備の交換事業で連携するほか、リフォームの見積もりなどをオンラインでできるサービスをカインズで展開する。

カインズが交換できるくんの第三者割当増資を引き受ける。発行済み株式総数の4.02%にあたる30万株を取得し、伊藤忠エネクスホームライフに並んで第4株主となる。

交換できるくんは1998年に栗原将社長が水道修理業で創業し、住宅設備全般の交換に事業を拡大。2020年に東証マザーズ(現東証グロース)に上場した。年間5万件ほどの工事を請け負う。2026年3月期の連結売上高は前期比19%増の122億円、純利益は21%増の1億1000万円を見込む。

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