
東京電力ホールディングス柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の再稼働を巡り、花角英世知事の容認判断を新潟県議会が12月2日から開会する定例会で信任する公算となった。議会の過半数を占める最大会派の自民党が25日、信任を決めた。再稼働に必要な地元同意の一連の手続きは2025年内にも完了する見通し。
花角知事は21日の記者会見で、柏崎刈羽の再稼働を容認するとともに、県民の意思を確認する方法として県議会の判断を仰ぐ考えを表明した。知事の発表を受けて25日に県議会の各会派が緊急党議を開き、自民党は信任の方針を全会一致で決定した。信任の方法は今後検討する。県議会の判断は定例会の最終日、12月22日に示される予定。
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