
パナソニックは25日、非常用バッテリーの点検作業が不要な避難用の誘導灯を12月1日に発売すると発表した。2026年度に同社が出荷する誘導灯のうち約4割にあたる35万台の販売を目指す。
誘導灯は災害時に停電した際などに内蔵の非常用バッテリーで点灯する。一定の時間、バッテリーが持続することを半年ごとに確認しなければならないと消防法令で定められている。
これまでは本体のボタンやリモコン操作で電源を遮断して点検していたが、新製品では3カ月に1回、自動で非常電源に切り替わって点検が完了する。点検の結果、問題がなければ本体下部にあるランプが青く点灯し、消耗している場合は緑色に点滅する。目視のみでバッテリーの状態が分かり、点検作業の省人化につながると見込む。
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