
関西電力グループの関電不動産開発は25日、米カリフォルニア州で学生向けの賃貸住宅の開発を始めたと発表した。海外で学生向けの賃貸住宅を開発するのは初めて。東京建物と米企業との共同開発で、共用部を充実させるなどして学生生活をサポートする。
サンディエゴ州立大学メインキャンパスの入り口に近接する立地で、約7525平方メートルの敷地に6階建ての賃貸住宅を建設する。戸数は計310戸でワンルームのほか、ベッドルームが複数ある共同生活を前提にした間取りなどを用意する。

共用部にはラウンジやフィットネスセンター、プールなどを設ける。電気自動車(EV)の充電設備を備えた駐車場を整備し、屋上には太陽光発電設備も設置する。11月8日に着工し、完成は2028年6月を予定する。
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