自動車運搬船に積み込まれるマツダ車(24日、山口県防府市の三田尻中関港)

マツダは24日、山口県防府市の防府工場近くの三田尻中関港で海外行きの自動車運搬船の見学会を開いた。地元の親子連れら約60人が参加。欧州に輸出する自動車を船に積み込む様子を間近に見て、地域に根ざしたグローバル企業の活動に理解を深めた。

見学会は地域貢献の一環として2013年に始め9回目。この日はコンパクトカー「マツダ3」と小型多目的スポーツ車「CX-30」の船積み作業を公開した。大型船に車がぎっしりと積み込まれていく様子に子どもたちは興味津々の様子だった。

マツダは川崎汽船、日本郵船、商船三井など海運4社の船を輸出に用いる。三田尻中関港のほか、広島県の本社工場そばの専用埠頭で毎月約50隻に車を載せ、北米や欧州などに送り出している。

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