広さ約140平方メートルの店舗の中央には大正時代から使い続けてきたという巨大な木桶を設置

みそ製造販売の新田醸造(長野県坂城町)は本店を改装し、試食や展示コーナーを拡張する。これまでは60代前後のバスツアー客の来店がメインだったが、2024年のリブランディング後は主力の「信州白樺印みそ」で30〜40代の購入も増えた。若い世代の来店を意識しつつ、創業約170年の歴史やみその味を体感できる店舗にする。

試食コーナーにはだし汁も用意し、みそ汁としての味も確認できるようにした

12月1日に全面改装した本店を開く。広さ約140平方メートルの店舗の中央には大正時代から使い続けてきたという巨大な木桶(おけ)を設置した。新設した試食コーナーではみその試食はもちろん、紙コップとだし汁も用意して客自身がみそを溶かしてみそ汁としての味も確認できるようにした。

自社製品に加え、あんずジャムやそばなどの地域産品も販売し、今後は地域の魅力を発信できる商品の扱いも拡充する予定だ。信州白樺印みそを使ったピューレをかけたソフトクリーム「みそソフト」も販売する。

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