新千歳空港などでの旅客数増加で売上高が伸びた

新千歳空港など北海道内7空港を運営する北海道エアポート(HAP、北海道千歳市)が26日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、最終損益が9億1500万円の赤字だった。15億円の赤字だった前年同期から改善した。

売上高は前年同期比9%増の290億円。7空港合計の旅客数は国内線が5%増の約1386万人、国際線は20%増の約193万人となった。発着便数や旅客数の増加でテナント賃料や着陸料、旅客取扱施設利用料などの収入が増えている。

営業利益は41%増の37億円だった一方、支払利息の負担が大きく経常損益は8億1500万円の赤字(前年同期は14億円の赤字)だった。HAPは3月、28年3月期をメドに最終損益を黒字化し、30年3月期に債務超過を解消したい考えを示している。

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