明治が展開する高カカオチョコレート「チョコレート効果」

明治ホールディングスの食品子会社の明治と日本体育大の研究グループは27日、強度の高い筋トレ前に高カカオチョコレートを摂取することで血管への負担を軽くする可能性があると発表した。高カカオチョコレートに多く含むポリフェノールが作用するとみられる。

強度が高い筋トレは心臓や血管の負担になり、動脈硬化度が増加する。動脈硬化度は加齢に伴って、増加する。特に若い時に筋力トレーニングをしていると加齢に伴って、中年・高齢時の心血管疾患のリスクにつながる可能性があるという。

筋トレ前に高カカオチョコレートを摂取すると、カカオのポリフェノールが血管拡張物質の産出を促し、血管がゆるむ。筋トレで一時的に増加した動脈硬化度をより早く元に戻すことができる可能性があるとしている。

明治の萩原秀和執行役員は「高カカオチョコレートの分野で20年以上市場をけん引し、健康課題の解決に向けて研究を続けている。カカオの健康価値をより多くの人に伝えたい」と述べた。

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