
東京都は27日、多摩都市モノレールの箱根ケ崎方面への延伸について国土交通省から事業認可を受けたと発表した。延伸区間は上北台駅(東大和市)から箱根ケ崎駅(瑞穂町)までの約7.1キロメートルで、事業費は904億円。2025年度中に着手し、34年度の開業を目指す。多摩地域の南北のネットワーク強化で交通利便性が大きく高まる。
計画では上北台駅から新青梅街道に沿って北西方向に延伸し、7つの駅を新設する。都内の区市で唯一鉄道駅がない武蔵村山市に4つの駅ができる。モノレールの導入空間となる道路整備などに必要な用地買収を進め、モノレールの支柱や桁といったインフラ整備に入る。延伸によりJR八高線の箱根ケ崎駅から多摩センター駅(多摩市)までがつながる。

多摩都市モノレールの延伸を巡っては、国の交通政策審議会が16年に北側の上北台―箱根ケ崎間と南側の多摩センター―町田(町田市)間について「事業化に向けて具体的な調整を進めるべき」路線に位置づけた。
都は20年に上北台―箱根ケ崎間の事業化を決定。22年に都市計画の素案をまとめ、30年代半ばの開業を目指すとしていた。25年3月に都市計画決定した。一方、南側の多摩センター―町田間については事業化のめどは立っていない。
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