米投資ファンドのタイヨウ・パシフィック・パートナーズ・エルピーが保有していたマクセルの株式をすべて売却したことが27日、わかった。同日付で関東財務局に提出した変更報告書で判明した。4月に変更報告書を提出した時点の保有比率は13.11%だったが、ゼロになった。

マクセルは19日に、最大145億円の自社株買いを実施した。自己株式を除いた発行済み株式総数の15.9%にあたる686万7000株を上限に買い付けた。同社の株主が保有するマクセル株を売却する意向を示したことに伴う措置だった。売却の意向を示した株主は公表していない。

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