
楽天グループは14日、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスやサッカーJ1のヴィッセル神戸に非代替性トークン(NFT)の試合チケットを導入すると発表した。同グループが運営するNFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」で売買できる。チケットにブロックチェーン技術を用いることで、取引の透明性を高める。
楽天が提供するNFTチケットはデータそのものに所有者情報や取引の履歴を記録する。改ざんがほぼ不可能で偽造や二重取引の防止に役立つため、顧客が通常の2次流通よりも安心して売買できるようになるという。
これまで出品者は楽天側にチケット価格を定められていた。NFTチケットは自由に価格を決められるようになる。
楽天イーグルスのチケットは2025年9月以降に楽天モバイルパークで開催される1軍戦が対象。ヴィッセル神戸は個人で購入した「シーズンシート2025」チケットでJ1の32節「ヴィッセル神戸対清水エスパルス」以降が対象となる。
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