
ファーストリテイリングが2日発表したカジュアル衣料品店「ユニクロ」の11月国内既存店売上高(電子商取引含む)は、前年同月比8%増えた。プラスは2カ月連続。気温の低下により、機能性素材の「ヒートテック」など冬物衣料の販売が堅調に推移した。大型セール「ユニクロ感謝祭」も好調だった。
客数は3%増と、同じく2カ月連続で伸びた。土日祝日が前年同月よりも2日多かったほか、ヒートテックのインナーやフリース、保温性の高い機能性素材の「パフテック」、シームレスダウンジャケットといった冬物衣料が売れた。
客単価は5%増と、3カ月連続で上昇した。感謝祭の期間も肌寒い気候が続き、アウターなどの重衣料が売れ行きがよかった。
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