
宇宙スタートアップのispace(アイスペース)は3日、月面への荷物輸送に関して日本航空(JAL)など計3社と協力すると発表した。着陸船にJALの技術を活用しており、連携を深めて月面着陸の早期実現を目指す。
JALのほか、同社の整備子会社のJALエンジニアリングや商社機能を持つJALUXと協業に向けた基本合意を結んだ。月面への輸送が実現した際に、貨物スペースを企業向けに販売することも検討する。具体的な協業内容は今後、詰める。
アイスペースは2回の月面着陸に挑戦し、いずれも着陸目前で失敗していた。現在は2027年に打ち上げを予定している月面着陸「ミッション3」と、28年に予定する「ミッション4」に注力している。
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