
松山市の中心商店街である大街道に3日、都市型ワイナリーがオープンした。県産をはじめ国内外のブドウを使ったワインを醸造して販売する。飲食スペースも設ける。地元住民やインバウンド(訪日客)など観光客を取り込み、商店街のにぎわい創出につなげる。
「BLUE WAX WINERY」(松山市)が運営する。2階建てで、延べ床面積は約430平方メートル。1階に醸造施設とショップ、2階がレストランとなっている。
店内の醸造施設では愛媛県久万高原町のカベルネソーヴィニヨンと長野県のメルローを醸造中で、12月下旬ごろには味わえるという。店内では国内外のワイン500種類を取り扱うほか、チーズなどのペアリング料理を楽しめる。
ワイナリーの総事業費は4億円。総務省の補助金事業に採択され、国と松山市が合わせて5000万円を補助した。
BLUE WAX WINERYの木村賢太代表は「日本のワインはおいしいと思ってもらえるように丁寧にワインを造っていきたい。大街道商店街がにぎやかになればいい」と話す。
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