サッポロビールは3日、自社の醸造所「YEBISU BREWERY TOKYO（エビス・ブルワリー・トウキョウ）」（東京・渋谷）でボトルビールの販売を始めた。エビスビール誕生135年を記念したビールで、収穫後24時間以内に冷凍した国産ホップなどを使い、青草や果実のような香りに仕立てた。135本を限定販売する。
ボトルビール「MEMORIA 1890（メモリア イチハチキューゼロ）」は、シャンパンボトルで販売し、ペアグラスが付いて価格は1セットで8800円。製造過程では冷凍した国産ホップのほか、「エビス∞（インフィニティ）」で使うドイツ産のアロマホップも使用した。
東京・恵比寿はサッポロビールのルーツの地で、1890年に発売された当時の商品名に入っている「恵比寿」が地名や駅名になっている。エビス・ブルワリー・トウキョウでボトルビールを販売するのは初めてという。
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