ブルーベリーを使ったビールを発売した(4日、京都市)

堀場製作所傘下で社員向けの福利厚生を手がけるホリバコミュニティ(京都市)は4日、自社農園で採ったブルーベリーを使ったビールを発売したと発表した。ビール製造のローカルフラッグ(京都府与謝野町)が商品化した。堀場製作所の社内イベントや一般向けに販売し、地域の活性化や企業ブランドの訴求につなげる。

商品名は「果の環」(このわ)で、4日から販売を始めた。缶1本あたりの内容量は350ミリリットルで、価格は770円。年間の供給能力は約5000本。オンラインの専用サイトで一般向けに販売するほか、飲食店や酒販店にも売り込む。

ホリバコミュニティが発売した「果の環」

酸味が特徴の「サワーエール」と呼ばれるビールで、ホリバコミュニティが運営する農園のブルーベリーを使い甘味と酸味が調和した味わいに仕上げた。ビールを好まない人でも飲みやすい味だという。同日開いた説明会で、ホリバコミュニティの百合広朗取締役は「新商品を通じて、堀場グループを多くの人に知ってもらいたい」と述べた。

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