上野GHD本社ビルの設備投資に調達した資金を充てる(横浜市)

横浜銀行は、石油製品の国内海上輸送などを手掛ける上野グループホールディングス(GHD、横浜市)と資金使途を環境対応事業に限定した「グリーンローン」の融資契約を結んだと発表した。融資額は非公表で、本社ビルの省エネ化や再生可能エネルギー導入などの設備投資に充てる。

横浜港で温暖化ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラルポート(CNP)」を目指す横浜市が3月に策定した「横浜港CNPサステナブルファイナンス・フレームワーク」を活用した。同行がこの仕組みを活用した融資の第1号案件で、必要となる「適合書簡」の取得費用(数十万円)を市が負担する。

同行は「サステナブルファイナンスの積極的な推進を通じ、多様な資金調達ニーズに応え、地域社会の持続的な発展に貢献していく」としている。

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