充電関連機器やマウスなどパソコン入力機器が好調だった

エレコムが14日に発表した2025年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比22%増の18億円だった。モバイルバッテリーや充電機器、マウスやキーボードの新商品投入で販売が伸びた。子会社のテスコム電機(東京・千代田)が手掛ける高機能のドライヤーなど理美容家電も好調だった。

売上高は4%増の286億円、営業利益は19%増の30億円だった。法人向け事業の売上高は6%増の78億円と、全体より伸び率が大きかった。企業のデータ管理需要が拡大していることからデータ保管などに使う機器「ネットワーク対応型ストレージ」や、防災・防犯意識の高まりでセキュリティー機器が伸びた。

ルーターやLANアダプターなどの周辺機器は減収となった。タッチペンなどアクセサリーは、前年にタブレット端末の新商品の発売効果があった反動で、売り上げが減った。

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