
ハウス食品グループ本社は、宮崎・熊本県産の山椒(さんしょう)を用いたクラフトジンを蒸留酒開発スタートアップのエシカル・スピリッツ(東京・台東)と共同開発したと発表した。10日から数量・期間限定で、エシカル・スピリッツの直販サイトや店舗で販売する。内容量は375ミリリットルで、価格は税抜き3200円。
新商品の名称は「Spirits of Terroir -高千穂郷・奥阿蘇 山椒-」。ハウス食品Gが、しいたけ専門問屋の杉本商店(宮崎県高千穂町)、南九州大学、生産者と共同で宮崎県高千穂郷・熊本県奥阿蘇で実施している、さんしょうの「産地形成プロジェクト」で収穫したものを素材として使用した。
生の柑橘(かんきつ)のようなフルーティーな風味が強い、乾燥する前の「実さんしょう」を用いた。またクラフトジンの素材は、必須のジュニパーベリー以外は自由に組み合わせられることから、しいたけの軸やかんきつ系果実「へべす」、とうきび茶など高千穂郷や奥阿蘇とゆかりのあるものを使っている。
エシカル・スピリッツの蒸留技術で製造することで、さんしょうの刺激とかんきつの風味が味わえるクラフトジンが完成した。
ハウス食品Gなどが実施してるプロジェクトは、生産者の高齢化や自然災害でさんしょうの収穫量が減少しているという危機感から4月に本格始動した。7月に初収穫を実施し、2027年の本格販売に向けてさんしょうのポテンシャルと製品展開の可能性を探索している。
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