新たに売り出すスコーンサンド(津市)

三重県鈴鹿市と津市でサンドイッチ店を運営するパンタロン(鈴鹿市)は、再生した遊休農地の小麦を使ったスコーンサンドを商品化した。津市の店舗で22日に発売する。2026年春をメドに、約500万円を投じてスコーンサンドの専門店も津市内に出店する予定だ。

津市の農家、藤村愛さんが再生農地で育てた小麦「ニシノカオリ」を主に使う。ラズベリーミルクチョコ、塩つぶあんバターなど8種類の具材をそろえ、まず津市の店舗「高虎DOG」で扱う。価格は1個330〜385円。

経営相談所の三重県よろず支援拠点(津市)を通じてパンタロンの鈴村光司社長が藤村さんと知り合い、商品開発につながった。鈴村社長は「まず月間50万円の売り上げを目指す」と話す。

今後、スイーツ系や総菜系など50種類ほどに増やす考え。アフタヌーンティーを楽しむ「ヌン活」の広がりでスコーンが注目されており、得意のサンドイッチづくりのノウハウを生かす。

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