26年3月から本数が増える東北新幹線の「はやぶさ」

JR東日本は12日、2026年3月14日のダイヤ改正で、東京発の東北新幹線「はやぶさ」を1本増やすと発表した。はやぶさは東北新幹線で最も速く移動する列車で、観光やビジネス需要の増加に対応する。東北・山形新幹線では一部列車で所要時間を短縮する。

東京発午前11時56分の列車を追加する。午前7〜11時台の東京発のはやぶさは、毎時2本以上となる。観光やビジネスでの利用が多い時間帯を手厚くした。

東北・山形新幹線の「つばさ」では車両を新型の「E8系」に統一するため、東京―山形間の一部列車で所要時間が4分短くなる。短くなるのは、下りでは東京発午前9時、上りでは山形発午後5時5分の列車だ。

北陸新幹線では、東京発敦賀行きの最終列車「かがやき517号」の発車時間を現在の午後7時台から午後8時台に遅らせる。首都圏での滞在時間を延ばせるようにする。

在来線のダイヤも改正する。東海道線の特急「湘南」に東京発午後9時35分の列車を追加する。埼京線では平日午前6時9分に川越を出発して新宿に向かう通勤快速を追加し、新型コロナウイルス禍以降の出勤の回復に対応する。

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