パブリックスペース「TAMARIBA」に設置し、宿泊者限定で24時間利用できる

星野リゾート(長野県軽井沢町)は若者向けホテルブランド「BEB(ベブ)5軽井沢」に韓国発のセルフフォトブース「Photomatic(フォトマティック)」を設置した。フォトマティックは「カメラのキタムラ」を手がけるキタムラ・ホールディングス(HD)傘下のピックハイブ(東京・新宿)が展開しており、ホテルへの長期設置は初だ。

ベブのターゲット層とフォトマティックのメインユーザーが同じ20〜30代であることに着目し、ホテルでの新たな体験価値として設置を決めた。パブリックスペースに設置し、宿泊者限定で24時間利用できる。1回800円で、ベブ5軽井沢限定のフォトフレームを5種用意した。フレームにはホテルのロゴや軽井沢の風景を取り入れ、若年層が旅の思い出として写真をSNSで発信することを期待する。

フォトマティックは証明写真機に近い形状だが、利用者自身がリモコンでシャッターを切る点が特徴だ。プリントシールとは違いメーク効果などで顔を「盛る」ことはなく、友人などとの時間をありのまま形に残すことができ、若年層の人気を集めている。

ピックハイブは音楽ライブなどのイベントでの短期設置、遊園地などへの長期設置の2軸で事業を拡大している。

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