再生可能エネルギー開発の自然電力(福岡市)は15日、マレーシアで米グーグルの施設に太陽光由来の再生エネを供給すると発表した。自然電力はマレーシア子会社を通じてグーグルと2027年から21年間の再生エネ供給の契約を交わした。

自然電力はマレーシア政府が手掛ける企業向けの再生エネ供給制度(CGPP)を通じてグーグルへ太陽光由来の電気を送る。自然電力が同国で手掛ける大規模太陽光発電所の電気を国営の送電網に流し、グーグルの施設へ送る。消費電力に対して足りない分は通常の電気に環境価値を付けて供給する。

自然電力は今後もマレーシア国内で大規模太陽光の開発を進めるという。同社は24年5月に日本でもグーグルと再生エネ供給の契約を交わしている。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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