
小田急電鉄とグループ会社の小田急リゾーツ(神奈川県小田原市)は15日、神奈川県箱根町の芦ノ湖畔に愛犬特化型ホテル、RETONA HAKONE(リトナハコネ)を開業した。1階の客室には専用のドッグランを設けた。犬に配慮した食事を提供する。
2024年に営業を終えた、小田急箱根レイクホテルを改装した。約2200平方メートルと関東最大級の屋外ドッグランのほか、浴場を改修した約100平方メートルの屋内ドッグランを備える。毛づくろいやシャンプーなどのグルーミングも無料で頼める。

15ある客室は温泉付きのゆとりのある部屋に改装した。犬が歩きやすい床やくつろぎやすいソファを備えた。スタッフは愛犬飼育管理士やペット栄養管理士などの資格を取得し、栄養バランスを考えたメニューを考案した。
同ホテルの稲本光央支配人は「愛犬との旅行需要は高い。スタッフの訓練なども通じて利用者と愛犬が帰ってきたくなるホテルにしたい」と話した。6月から予約を受け付けており、26年の年明けころまで予約は好調だという。料金は1人約6万円からで、同伴する犬によって追加料金がかかる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。