
神奈川県は16日、県が推進する病気と健康の間の状態を指す「未病」改善について、温泉やヨガなどを組み合わせた同県民限定の宿泊プランを青森県内で実施すると発表した。慈恵会グループ(青森市)と連携し、旅先で未病に関するデータ収集や医療用器具を用いた改善活動に取り組めるようにする。
同グループが運営するウェルネスホテル「ReLabo Medical Spa & Stay」(同市)で温泉、ヨガ、エクササイズ、保健師による食事指導などのプログラムが含まれた宿泊プラン(2泊3日)を5万9800円から販売する。神奈川県民は、通常より4万円ほど割引されているという。インターネットを通じ2026年3月31日まで予約できる。
医療用サイボーグ型装着器具「HAL」や転倒リスク計測装置「ステイブル」などの最新技術を活用。データを収集しながら未病改善の効果検証も進めていく。プログラムの前後で立位年齢や血管年齢などを測定し、県が分析を実施する。楽しみながらライフスタイルを見直すきっかけにつなげる。
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